初めての高級時計として、オメガ シーマスター アクアテラ(Ref. 220.12.41.21.03.002)を購入しました。
購入の理由は以下3つです。
- エディ・レッドメインの広告写真に一目惚れ
- オメガはロレックスと並ぶ有名ブランド
- 並行輸入品を手頃な価格で手に入れられる
今思えば、初めての高い買い物にしてはラバーベルトで春夏しか着けない時計をよく選んだな…という感じですが、「シーマスター」の名の通り、海など水辺とよく映える時計です。
本記事で、詳細をレビューしていきます。
オメガ(OMEGA)の時計ブランドとしての紹介
時計メーカーの多くは創業者の名前がブランド名になることがありますが、オメガはブランドの名作ムーブメントの名称が残ったものになります。
時計師ルイ・ブランが1848年にスイスで工房設立し、1894年に発表された「19ライン キャリバー」の品質が世界的に評価され、1903年に「オメガ（Ω）」の社名となりました。
オメガといえば、思いつくキーワードは以下でしょうか。
- オリンピック公式タイムキーパー
- 月に行った「スピードマスター」
- 007 ジェームズ・ボンド
オメガの時計はマスタークロノメーター認定という業界基準（C.O.S.CやMETAS）より厳しい基準を設けており、高い堅牢製と精度で知られています。
その高精度ゆえにオリンピックの公式タイムキーパーに採用され、堅牢製ゆえにNASAが人類初の月面着陸を達成した時の宇宙飛行士に「スピードマスター プロフェッショナル」を装着させ、007では主人公のジェームズ・ボンドがカスタマイズされた「シーマスター」を着用してきた、ロレックスと並ぶ実用時計の雄です。
オメガ シーマスター アクアテラのデザイン・外装
自然光の下で撮ってみましたが、青の色合いが穏やかです。
やはりシーマスターには海やプールが似合います。
室内だとこんな感じ。外装のポリッシュ仕上げが良いです。
暗めの室内だと、周りの明かりの色を反射して美しい…！
オメガ シーマスター アクアテラの着用シーンは春夏のカジュアルスタイルに
ラバーベルトということもあり、基本的には青を取り入れたカジュアルスタイルに合います。
ニットやコートには合わないため、着用時期は薄手の服を着る機会の増える春・夏でしょう。
オメガ シーマスター アクアテラの機能性
マスタークロノメーターを取得した高精度・高耐磁性、メンテナンスのしやすさ
「マスタークロノメーター」という認定制度は、オメガとチューダーしか取得していない15,000ガウス以上の超対磁性能と高精度を持つことの保証です。
強い磁力が発生するMRIですら耐えられる性能を持っており、日常生活でスマートフォンや電化製品の磁力の影響を受けやすい機械式時計ですが、全く気にする必要ありません。
コーアクシャル機構搭載により部品の摩耗が少なく、オーバーホールが8~10年に1回程度の頻度で良い
オメガの「コーアクシャル機構」とパーツへのシリコン採用による他社より壊れにくいムーブメントにより、通常は3~5年に1度のオーバーホール頻度が8~10年に1度で済むため、維持費が少ないです。
また、僕の所有する8本の機械式時計のうち、最も自動巻きの巻き上げ復活が早いことからも精度の高さが伺えます。
オリンピックのタイムキーパーに採用される理由はまさにここにあり、オメガの時計は究極の実用時計なのです。
防水性能は150m(15気圧)
ダイバーズウォッチは300m防水が主流のため、こちらは150m防水となっています。
そのため、水泳やダイビングには対応しておらず、あくまで海辺で過ごす時に使う時計です。
オメガ シーマスター アクアテラの素材・色違いの種類
オメガの時計は非常にラインナップが豊富で、ブレスの種類も幅広い(ステンレススチール、革ベルト、NATOベルト等30種類程度ある)ため、1つの時計で色々な楽しみ方ができます。
素材もステンレススチールを基本としつつ、ゴールドのモデルやチタンモデルもあります。
サイズは34, 38, 41mmが基本展開で、スモールセコンドの付くモデルやインデックスがダイヤのレディースモデル(主に34mm)もあり、ペアウォッチとしても買えます。
また、43mmのモデルにはワールドタイマーやGMTが搭載されています。
文字版の色も多岐に渡り、白・黒・青といった定番色から、グリーン・ブラウン・赤もあります。
文字版の模様は基本的に横ストライプのサンブラッシュ仕上げと呼ばれるものがほとんどですが、一部はオリンピックとのコラボモデルのものもあります。
そのため、基本は好みのサイズ・色を全体見てから考えてもらうのが良く、僕のおすすめなモデルを2つ紹介します。
日本人ならぜひ買っておきたい、東京オリンピックの限定版。
青がシンボルカラーのシーマスター アクアテラにおいて、東京オリンピックのロゴに採用された藍色の「市松模様」が文字版になっている、素晴らしいモデルだと思います。
ワールドタイマーとGMT機能が搭載されており、43mmとケースサイズが大きいものの似合うのであれば、値段的に間違いなく買いだと思います。
マスタークロノメーター認定されている複雑機構の搭載されたモデルが150万円で買えるのは、かなり割安に感じます。
オメガ シーマスター アクアテラを買う前に知っておいた方が良い点
41mmのケースサイズに13.2mmの厚さと、腕に乗せた時の存在感はある
僕は腕周り15cmの細腕のため、40mm以下の時計しか基本的に持っていません。
ですが、唯一シーマスター アクアテラだけ大きめの時計として所有しています。
ラバーベルトかつベルト幅が細いデザインのため、ギリギリ着けられる感じなのですが、やはり少し大きくは感じます。
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夏の暑い時期はラバーベルトが蒸れる
ラバーベルトの時計は夏の暑いシーズンに活躍するように思う方が多いと思いますが、実際に着用していて思うのが、30℃近い汗ばむ陽気になるとステンレススチールの方が汗による蒸れが少なく、快適に感じてしまいます…。
これは人によると思いますが、ラバーのぺったりした感じと熱のこもる感じが苦手な方はステンレススチール製のものにしましょう。
オメガ シーマスター アクアテラの価格(正規店/並行輸入)・リセールバリュー
オメガは基本的に並行輸入品と正規品の価格差が大きく、並行輸入品の方が数十万円安く買えることも多いです。
しかし、このモデルはエディ・レッドメインが広告塔となり、頻繁に宣伝をしていることもあり、店舗在庫も少なく並行輸入品も在庫が無いことが多いです。
| サイト | 価格(2024/6時点) |
| 正規店 (オメガ公式サイト) |
935,000円 |
| 価格.com | 999,900円 |
オメガはスウォッチグループのため、並行差別無し！
僕が購入した2020年4月は正規品価格60万円程度、並行輸入品45万円という価格設定だったと記憶しています。
オメガはスウォッチグループに属しており、並行差別がありません。
並行輸入品を購入して正規のアフターサービスを同額で受けることが可能です。
そのため、僕は並行輸入品を購入しました。
(実は初めての高級時計購入だったため、ネットで高額の並行輸入品を購入するのは勇気が要りました…！)
リセールバリューは42%〜
リセールバリューの定義を『買取価格 ÷ 新品価格』とし、ネットの情報を確認したところ40万円程度で即買取していただけそうです。
※オメガは直近で値上げを何回も行っており、買取価格が追いついていないように感じます。最新の価格は買取専門店へお問い合わせください。
オメガ シーマスター アクアテラの時計購入をお得にする支払い方法
オメガの時計(並行輸入品)を購入するなら「楽天市場」で「楽天カード」で「5と0のつく日」に買うのが最もお得！
僕もこの方法で購入したのですが
- 並行差別が無いため、並行輸入品を正規品より割安に買う
- 購入は楽天市場で楽天カードを利用
- 「5と0のつく日」のキャンペーンにエントリーし、ポイント還元率を最大限高めて購入
以上を全て行って、5.5%のポイント還元率で購入しました。
正直これよりお得な買い方が他に無いため、気になる方はぜひこちらの記事で詳しくまとめているのでご覧ください。
オメガの時計(正規品)を購入するなら「百貨店クレジットカード」一択！
どうしても並行輸入品が無い or 高級品なので正規店で購入したい方は「百貨店」で「百貨店クレジットカード」を利用して購入しましょう。
オメガは、5〜10%のポイント還元率の百貨店クレジットカードのポイント付与対象ブランドです(2024年6月時点)。
エルメスやシャネルのような一部ブランドは、百貨店クレジットカードのポイント付与対象外になっていますが、オメガは現時点ではなっていません。
オメガはロレックスに並ぶメジャーな時計ブランドですので、ほとんどの百貨店の時計売り場に正規店があります。
お近くの百貨店に合わせて、デパートクレカを作成して購入するのが最もお得です。
詳しくは下記記事にてまとめていますので、ご覧ください。
https://watch-encount.com/department-store-credit-card/
結論：海を感じる一本！普段使いにガシガシ使いたい方にオススメ！
シーマスターの中でもアクアテラは「マリンウォッチ」という括りのため、ダイバーズウォッチほど服装を選ばず、ステンレスベルトならスーツまでいける万能時計です。
ドレスウォッチは持っているけれども、普段使い用の時計が無い…という方にぴったりの時計です。
僕の選んだ「Ref. 220.12.41.21.03.002」は、文字盤の色や秒針の水色にラバーベルトが海辺やプールに映えるため、旅のお供によく連れて行く時計の1つです。
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