機械式時計を9本持っている時計狂いの僕ですが、実はApple Watch Series 8も別途持っています。運動着の時に着けたり、一時期は寝ている時に睡眠状態のチェックに着けてました。
本記事では、時計好きから見た時のApple Watchの凄さについて書きました。
なぜAppleは世界一の時計メーカーにもなったのでしょうか。
Apple Watchはなぜ時計を持たない人にも時計を持たせられたのか
通知機能が便利!とか睡眠トラッカーがすごい!など、機能的な良さはもちろんあります。ですが、時計好きをも唸らせるのがまず「装着感の良さ」です。
Apple Watchは “世界一着け心地が良い” 時計である
Apple Watchは腕に接する面が丸く(活動量計部分)文字盤は丸みを帯びたスクエアになっていて、角張っている部分が一切ありません。
ラグもスポーツバンドには存在せず、ステンレスベルトのラグも非常に短くなっており、ラグtoラグの長さも短いです。
この投稿をInstagramで見る
そのため、歴代のケースサイズ展開は38/42mm→40/44mm→42/46mmとサイズアップしながらも、ユニセックスで誰でも着けられるデザインになっています。
特にiPhoneのデザイン性で大ヒットを飛ばしたAppleだからこそ、ここまで考え抜いた時計のデザインを作り込めたのでしょう。
ドレスウォッチでもありラグスポウォッチでもあるがゆえ、NIKEとHERMESとコラボできる
Apple WatchにはNIKEとHERMESの2種類のコラボモデルがあります。
NIKEはアルミ素材のみ、HERMESはステンレススチール素材のみと、素材の違いによる高級感の差こそあれど、本体デザインは全く一緒です。
様々な機能・形状のラインナップのある時計ブランドからすると、考えられないことですよね。
シンプルなデザインを突き詰めるとドレスにもラグスポにもなりうる
腕時計の概念は、1900年代前半にカルティエがサントスで実現させました。そこから100年以上が経過しましたが、いまだに当時から腕時計のデザインは変わっていません。
僕の購入したサントス ドゥ カルティエがそうなのですが、ドレスウォッチともラグジュアリースポーツウォッチとも解釈ができるデザインになっています。
Apple Watchもサントスと似た丸みを帯びた正方形のデザインをしており、共通しているのは究極のシンプルさに思えます。
時計のベルトをラグジュアリーブランドが作る、という概念はApple Watchが創った
革製品で有名なHERMESというのもあるかもしれませんが、その他にもCOACHのようにハイブランドが時計のベルトを作るというのは規格が変わらないApple Watchだからこそ成し得たことだと思います(いまだに時計のベルトはジャン・ルソーやカミーユ・フォルネなどで付け替えるのが主流ですよね)。
アルミの磨きと鏡面チタン、時計界隈からすると凄すぎる「切削技術」
Apple Watch Series10で登場したアルミのジェットブラック、そして鏡面チタンのモデルがあります。時計を知らない人が見ても「ピカピカなモデルも出るんだ」くらいかもしれません。
しかし、時計好きな人が見たら「アルミの磨き上げでピカピカになるの…?」「チタンの鏡面仕上げ、凄すぎない…?」と衝撃を感じていたと思います。
これはAppleがMacやiPhoneの削り出しの技術を向上させてきた結果といえますが、正直に言うとあの値段で買えるの…?と思ってしまいました。
サラッとやってるように感じますが、めちゃくちゃ凄い事です。
チタン素材の時計はそこそこ目にしますが、チタンで鏡面仕上げを行なっているモデルは見たことがありません(グランドセイコーのブライトチタンが近いかなと思いますが、鏡面仕上げとまではいかず鈍い光沢感に感じます)。
まとめ:Apple Watch Series10は外装の良さを楽しめる、時計好きをも唸らせる逸品
機械式時計好きの僕ですが、Apple Watch(series 8 ステンレススチールモデル)も持っています。
機能的な便利さ(睡眠トラッキング)や高い防水性能など、主にスポーツ時に利用しています。
最新のApple Watchは外装が飛躍的に良くなっており、普段機械式時計しか持たない方でも持つ価値大いにありだと思います!